10年ぶり

 今日は私達が所属する在日大韓基督教会の関東地方会女性会の総会に、実に10年ぶりに参加しました。10年ほど前、次女が小学校に入る前に彼女を連れてせっせと役員会に通って、女性会の活動をしていました。まだ若かったので、ほとんどが東京で行われる役員会や行事に結構まめに足を運んでいました。その後主に個教会の中でいろいろあって遠ざかっていましたが、友人の誘いもあって参加することになり、参加して久しぶりにとても有意義な時間を過ごしました。
 定期総会の式順通り滞りなく会は進み、今年は 「 セクシュアルハラスメントと教会 」 という題で、福原先生を招いての講演がありました。近年教会の中でも、 「 セクハラ 」 が問題になっています。





 セクシュアルハラスメントの定義を踏まえて、その判断基準は、 「 受けた側の主観 」 であるとします。日常生活の中で 「 性 」 に関して不快と感じるあらゆることが、セクシュアルハラスメントとされます。それは男性中心社会の中で女性であるがゆえに不利益を被る事、仕事上で性別による役割を求められること、性的な役割を求められること、性的な関心を示されることなどです。男女の身体的・社会的・経済的な力関係の不均衡が存在する社会で、ジェンダーやパワーによってもたらされるのです。そして、ハラスメントを受けたと感じたと意思表示したことによって、二次被害がもたらされる場合がとても多いのです。加害者との力関係の中で、被害者は往々にしてものが言えません。加害者はそういう力関係を利用して、沈黙を強います。大事なのは、互いに人格を尊重し対等なパートナーの意識を持つこと、異性を劣った性と見ないこと、相手を性的対象としてみる意識をなくすこと、を心がける私たちになるということです。 「 ノー 」 と言えること、そういう環境を作ること。私たちは誰もが、被害者にも加害者にもなるという意識を持つこと。そして何よりも、被害にあったことを決して非難しないことが大切だと学びました。
f0045768_2246549.jpg 教会内でも日本基督教団でも、聖公会でも、カトリックでも、そして在日大韓でも、教会内でセクシュアルハラスメントの問題は起きています。聖なる教会で、聖職者が、という問題は深刻で、教会の中で信者同士で分裂したり、傷つけあうことさえ生まれます。在日大韓基督教会では 「 性差別とセクシュアルハラスメントについて 」 という小冊子を作成して、きちんとこの問題と取り組むことになりました。


 ※ジェンダーとは、生物学的な性別を ” セックス ” というのに対して、 ” 男らしさ ”、 ” 女らしさ ” といった社会的・文化的に創られた性別を言います。
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by himang_56 | 2006-04-01 22:35

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